子どもの相手をしながら家事をスムーズに行う3つのコツ
赤ちゃんが産まれると、生活リズムが大きく変わりますよね。大変なのは、今までできていた家事がスムーズにはできなくなることがひとつ挙げられます。赤ちゃんの気持ちは時間で動いたり止まったりはしません。ママの希望や言い聞かせで休んでくれませんし、タイミングを見てはくれません。ですから、まず時間で動くことは不可能に近いと考えましょう。では、掃除や洗濯、料理などの家事を、育児と並行してスムーズに行うためには、どのような点を工夫したら良いのでしょう。そのコツをお話しします。
photo credit: Swabbing the floors via photopin (license)
目次
1.家事を4つに分ける
時間を上手に使うために、4つの「ながら家事」に分けましょう。
1.抱っこしながら片手でできる家事
捨てるシートを使っての拭き掃除であれば雑巾を絞る必要がありません。モップがけ・掃き掃除も片手で出来ます。ただし、腕が辛くなることを考えて、短時間で出来ることを考えなければなりません。一度にすべてを済ませるのではなく、数日にわけて少しずつ拭く場所を変えるなどの工夫ができると良いですね。
2.おんぶしながら両手でしなければならない家事
料理、窓掃除、洗濯を干す、食器を洗うという両手を使う作業はおんぶが最適です。しかし、すべてをきちんとしようと思えば時間もかかり、肩や腰に負担がかかります。洗濯を早朝と夜に分けたり、洗う食器の量を減らすため使うお皿のワンプレートにするなどで負担を軽減していきましょう。
3.遊ばせながら、合間でできる家事
洗濯を畳むのは寝かせた状態で相手をしながらでも出来ます。散らかった物は普段、一時置場に入れておくようにし、相手をしながら様子を見て片付けられます。
合間でできる家事は多くはありませんが、赤ちゃんが1歳、2歳と成長するにつれて、お片付けを手伝ってくれたり、3歳になれば洗濯物を畳むことを覚えてくれます。一緒にできると、躾にも繋がるでしょう。
4.昼寝中でなければ出来ない家事
お風呂掃除、トイレ掃除など、水回りでしゃがんでする作業はおんぶをしてもできません。昼寝中に済ませておく必要があります。
2.料理は手間のかからない物を!
忙しい育児中に手間のかかる食事を用意できないのは仕方のないことです。例えば、材料だけを用意して家族が各自食卓で食べながら調理する“鍋”や“鉄板焼き”がおすすめです。フライパンひとつで出来る炒め物の大皿料理は比較的簡単ですし、今は切ってある材料がスーパーにありますのでそれを活用するのも良いでしょう。
3.段取りを考える
いざ子供が昼寝に入ってから「さて、何をしよう・・・」と考えているだけ時間が無駄になります。寝かしつけながら「寝たら○○をしよう」と計画を立てておくだけで、スムーズに事を運ばせることができます。同じように、昼寝中に家事をしている間も「起きたらここで手を止めよう」と心構えをしておくことで、突然起きた時もイライラせずに対処できます。
まとめ
家事をきちんとこなそうと思えば、1日24時間あっても足りないくらい大変なことです。育児中はすべてを完璧にしようとせず、適度に手を抜きながら、どうしても必要なことだけを選ぶことも大切です。今は子育てを楽しむことが最も大切!と割り切って、多少の汚れや散らかり、料理の手抜きについては旦那さんにも事前に了解を得ておくことが必要かもしれません。