赤ちゃんが人見知りをするのを克服する3つの方法
多くの赤ちゃんが経験する人見知り。これは赤ちゃんの成長の証。知らない人を、知らない人だとしっかり認識しているのです。しかし、普段仕事で家に居ないことが多いパパにも人見知りする赤ちゃんがいます。ママとしては、育児を助けてくれるパパに赤ちゃんを預けられないのは辛いこと。また、おじいちゃん・おばあちゃん等、身近な人には人見知りをしてほしくないと思いますよね。
そんな赤ちゃんの人見知りは、いつから始まるのでしょう。その時期と共に、人見知りを克服するためのコツをいくつかお話しします。
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目次
人見知りはいつからいつまで?
赤ちゃんの人見知りは、5・6カ月~12カ月の間に始まる場合が多いと言われています。早ければ4カ月から始まる赤ちゃんもいます。
「この人は誰かな」「安心できる人かな」という意識から生まれる反応であり、それはとても正常な事なのです。知らない人を見ただけで大泣きする赤ちゃんもいれば、じーっと見つめてママにしがみつく赤ちゃんも。中には、全く人見知りらしい反応を見せない赤ちゃんもいます。
成長してからの人見知りと違うところは、赤ちゃんの場合“一過性”である事がほとんどですので、時期に治まるから心配ないと捉えてください。
【対処法1】お母さんの声掛けで安心感を与える
赤ちゃんがお母さんに人見知りをすることは、ほとんどありませんよね。その理由は、安心しているから。つまり、赤ちゃんが信じているお母さんが、「この人は大丈夫よ。安心して良い人よ。」と、優しい声で、笑顔で赤ちゃんに繰り返し語りかけてください。お母さんが笑顔で接している人であれば、赤ちゃんも信用して良いのだと判断してくれます。ただし、すぐに安心できるとは限りません。時間をかけて徐々に気持ちが変わって来るのを待ちましょう。
【対処法2】無理に治そうとしない
赤ちゃんが人見知りをして泣いた時に、「大丈夫よ!ほらっ!」と、無理に抱っこを預けることはしないでください。不安な相手に抱っこされることで、赤ちゃんの不安はますます大きくなります。
大丈夫と感じるのは赤ちゃんです。それは、言葉で言って、態度で示してすぐに理解できる事ではありません。無理強いは逆効果であり、人を信用するという気持ちを育てません。
【対処法3】人に慣れさせる
赤ちゃんのうちからたくさんの人に接している赤ちゃんは、人見知りが少ない傾向にあります。それは、お母さん以外の人でも大丈夫という安心感が育っているからです。生後まもなくから人に預ける事が多かったり、託児所や保育園に行っている子供は人に慣れています。だからと言って、人見知りをさせないために人に預ける必要はありません。
家族以外の人がたくさんいる公園や、児童館に積極的に連れていき、色々な年令の様々なタイプの人と触れ合うことで、徐々に人見知りが治まって行くでしょう。
まとめ
赤ちゃんの人見知りは普通にあることです。特別な事ではありません。「すぐに泣いて困っちゃうわ!」「少しはママから離れてほしい・・・」等と考えず、“ママにベッタリ”な時間を楽しみましょう。赤ちゃんの信頼は自分に一番に向けられている!と自信を持ってください。しっかり愛情で包んであげ、赤ちゃんが不安な時こそたくさんの愛情を注いであげましょう。