虫歯ゼロを目指して!歯磨きをする4つのコツ
子供に虫歯が出来たら大変!
そう考えて、ほとんどのママが毎日の歯磨きをしっかり行おうと努力していることでしょう。
しかし、子供が歯磨きを嫌がって苦労している!と嘆いているママも同じくらい多くいると察します。
乳歯の虫歯は永久歯にも悪影響を及ぼしますし、治療をするため歯医者に通うのを嫌がる子供は決して少なくはありません。
泣きながら押さえつけて治療させるのは、ママにとっても辛いことです。
それを避けるためには毎日の歯磨きは欠かせません。
そして、これから成長するにつれて自分での歯磨きを習慣付けるためにも、小さな頃からママが仕上げ磨きをしてあげる、子供自身にハブラシを持たせることは大切なことです。
子供が嫌がらないように歯磨きをする方法、そして嫌がった時の対処法を合わせてご紹介します。
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目次
1.歯磨きを楽しむこと!
“しなければならない”=“しないと叱る”では、歯磨きそのものを楽しむことはできません。
しないのが悪いのではなく、するのが偉い!という意識に代えましょう。
言っている事は同じですが、子供にとって言葉ひとつで感じ方が変わります。
歯磨きを義務と感じさせずに進んでするように仕向けることが大切です。
楽しむためには、パパやママが楽しそうに歯を磨いている姿を見せることから始めます。
同じように子供にも、磨ける磨けないに関わらず歯ブラシを持たせてください。
その後の仕上げ磨きを嫌がる場合、ママが子供に磨いてもらうのです。
お互いに磨きあいすることで、磨いてあげる、磨いてもらうことを楽しいと感じるようになるかもしれません。
他にも、好きな絵柄の歯ブラシを用意してあげる、歯磨き粉の味を数種類用意して毎日選ぶ、歯磨きの間に短い音楽を鳴らしたり歌ったりしながら曲が終われば歯磨きはおしまい!という方法や、ママがお話しをしてあげながら磨くという方法も試す価値があります。
どのような方法を子供が楽しんでくれるかはその子によりますので、その子が喜んでくれる方法を見つけられると良いですね。
2.ママの膝に寝るのが大好き!に育てる
普段から、ママの膝に寝転がる遊びを増やしましょう。
膝に寝転がって絵本を読んであげるとか、ほっぺや鼻、口の回りに触れながら親しむなどで、ママの膝は気持ちが良い、寝転がるのが大好き!という気持ちを高めるのです。
顔に触られることを嫌がる子供もいますので、歯磨きをするずっと前から、遊びの中にこのような感覚を取り入れて行くことは大切です。
3.褒め倒す
きちんと磨くことが出来たら褒める、これはよく聞くことではないでしょうか。
子供は褒められたらもちろん嬉しいものです。
しかし、毎回「歯磨きできたね~上手だね~偉いね~」と同じ褒め方では子供が慣れてきてしまいます。
「おっ!歯磨きしたから良い匂いがするなぁ!!」
「何だか歯がピッカピカ光ってる!歯磨きしたからだね~」
と、大袈裟なくらい褒めてあげたり、歯磨きが終わって忘れた頃に褒めるのも効果的です。
4.イヤイヤ期は・・・
「歯磨きしよう!」と言うと「イヤ」・・・だいたい2歳児頃でしょうか。
ママの言うことに反抗したくて「イヤ!イヤ!」を連発する時期があります。
そのような時は、逆のことを言ってみると効果が出る場合があります。
「嫌ならしない方がいいよ!絶対に歯磨きしちゃダメよ!」などと言ってみると「イヤ!する!」と反抗し、「する」に繋がります。
歯磨き表を作ってシールを貼ったり、色塗りをさせて溜まるとご褒美という方法を使うのも効果があります。
どうしても嫌がった時には・・・
歯ブラシを使うことをどうしても嫌がる時は、ガーゼを指に巻き付けて拭くだけでもバイ菌を取る効果があります。
無理強いして嫌いさせてしまうと、後々の虫歯に繋がる確率が高まりますので、歯ブラシを使わない日があっても良いと考えましょう。
歯磨き上手になるには、「今すぐに」「毎日」ではなく、ママには長期的に取り組むという心構えが必要です。
親子のコミュニケーションのひとつですので、ママも義務感ではなく楽しみながら少しずつ上達して行けると良いですね!