赤ちゃんがバンボに座れるようになったら気を付けたいこと
赤ちゃんの首が座ると使えるようになる赤ちゃん用椅子『バンボ』をご存知ですか?
まだ1人で座ることのできない赤ちゃんをバンボに座らせることで安定し、お風呂場や食事時に抱っこをする必要がないため、大活躍します。
赤ちゃんは自分で座っている気分になり機嫌も良くなりますし、お母さんも赤ちゃんを座らせることで安心して他のことができるため、とても楽になります。
そのバンボを使用するにあたり、潜んでいる危険を知っておくことは大切です。
いつから使うのが妥当かと共に、使う際に気を付けるべき点を解説します。
photo credit: Lovin’ the bumbo seat! – 149 days old via photopin (license)
目次
そもそも「バンボ」とは?いつから使えるの?
ポリウレタン性の赤ちゃん椅子です。
固い木製の椅子に比べると赤ちゃんにとって座り心地が良く、機嫌よく喜んで使ってくれる赤ちゃんが多くいます。
軽くて持ち運びにも便利なため、遊ぶときはおもちゃの部屋に、食事時は付属のトレイを取り付けてリビングに、またお風呂場に運んで使うこともできます。
汚れても簡単に拭き取れることができますし、水洗いも可能なので様々な場面で活用できるというメリットがあります。
使用できる月齢は首がすわる4~5カ月からです。
赤ちゃんの首が前後にガクンと下がると首に負担がかかりますので、使用開始時期には注意してください。
お風呂場での注意点
赤ちゃんを座らせておくことができれば、その間にお母さんや兄弟姉妹が洗うことができるため、非常に便利です。
しかし、水に濡れると滑りやすくなるので、つかまり立ちをするようになったら注意が必要です。
お母さんが目を放したすきに立ち上がってしまい、滑って転倒する可能性があることを覚えておいてください。
食事時の注意点
バンボに付属のトレイを取り付けて食事をすることができます。
トレイを付けるということは、食事に赤ちゃんの手が届くということ。
飲み物やスープをこぼしてしまう危険があります。
割れないお皿に、手で触っても良い物だけを乗せてあげるようにしましょう。
長時間の使用は筋肉に負担がかかります。
バンボは赤ちゃんの下半身がぴったり収まるので、自由に動くことができません。
あまり長時間になると、筋肉が使われる時間が減って体の発達に悪影響を及ぼします。
赤ちゃんは自分の思い通りに動くことができないと機嫌を損ねることもあり、動こうとした際に転倒することも考えられます。
あまりバンボに頼りすぎず、使用は食事時やお風呂に入る時などと決めて、短時間に止めておきましょう。
いつまで使える?
赤ちゃんの体の大きさにもよりますが、だいたい1歳頃まで使うことができると言われています。
ただし、大きな赤ちゃんだと10カ月頃できつくなってしまうかもしれません。
体の成長に合わせ、きつくなってきたかな?と感じたら使用を中止してください。
まとめ
世界各国で愛されているバンボ。
上手に使えば日常生活の中でとても役に立つ赤ちゃん椅子です。
使用する時はかならず注意すべき点も頭に入れ、赤ちゃんを危険な目に合わせないように気を付けてください。
決して安いものではありませんので、使ってみてダメだった・・・と後悔しないよう、中古品を探して試してみるのもいいですね!