あえて今、紙おむつではなく、布おむつを使う7つのメリット
信じられないかもしれませんが、ママ世代が子どもの頃は、まだまだ布おむつが主流だったと思います。
その後、簡単で便利な紙おむつが普及しましたが、現代のママたちの中には、布おむつを使っている人も実際にたくさんいます。
そもそも布おむつをご存知でない方もいらっしゃるかもしれません。
毎回わざわざ洗わないといけないなんて想像できませんよね。
布おむつの良さが見直されている今だからこそ、知ってほしい布おむつのメリットについてお話しします。
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目次
1.赤ちゃんが心地よい
何と言っても、布おむつをお尻にあてた赤ちゃんが、気持ち良い!と感じるのは布おむつの最大のメリットです。
手で撫でるとその違いはよくわかるでしょう。
紙おむつがいくら改良されて、さらっと、ふわっと感じるようになったと言っても、布おむつの肌触りの良さにはかないません。
2.赤ちゃんを冷えから守る
布おむつは紙おむつに比べると頻繁に取り替えなければなりません。
おしっこをしてもさらっと感が持続する紙おむつは、赤ちゃんが嫌がることなく長時間、付けていることができます。
それが紙おむつのメリットとも言えますが、実はその“付けっぱなし”が赤ちゃんの体を冷やす原因となるのです。
冷えは万病の元と言いますから、赤ちゃんを冷えから守るのは健康を守ることにつながり、大切なことなのです。
3.赤ちゃんの感情が豊かになる
布おむつは、お尻から赤ちゃんの脳に刺激を与えます。
濡れた、気持ちが悪い、取り替えると気持ちがいい!
それらの気持ちを、紙おむつではなかなか感じることができません。
布おむつを使うことで赤ちゃんの脳がしっかり刺激を受け、感情が豊かに育ちます。
泣いて気持ちが悪いことを訴えるなどの意思表示する力も育ちます。
4.経済的
紙おむつにかかるお金はおむつ代。
今は可燃ごみを有料化している市町村がほとんどですので、ゴミ袋代もかかります。
布おむつは洗濯して洗い替えるために、物自体は初期費用しかかかりません。
洗濯するための水道代、洗剤代がかかるとしても、お風呂の残り湯を使うなどで工夫すれば、布おむつの方が経済的であるという結果が出ています。
5.赤ちゃんとのスキンシップ時間が増える
おむつ交換は、ママと赤ちゃんとのスキンシップの時間です。
特に新生児赤ちゃんは、ママにおむつを取り替えてもらうのが大好きです。
紙おむつだと長時間付けっぱなしにしても問題ないうえ、経済面と手間を考えてあえて取り替えないママが多いようです。
そのため、数えて1日に何回交換するでしょうか。
その点、布おむつは赤ちゃんが不快感を訴えるたびに取り替える必要があるので、それだけスキンシップの回数も増えることになります。
6.おむつ外れが早い
紙おむつに比べると、布おむつはおしっこをすると濡れたままの状態が続くため不快を感じるものです。
したがって、おむつにおしっこをすると気持ちが悪い事を早くから学ぶ赤ちゃんは、おむつ外れも早い傾向にあります。
7.かぶれにくい
布おむつはかぶれやすい!と思っているママが多数いると思いますが、それは濡れた状態のおむつを長時間放置するからです。
紙おむつと同じ感覚でなかなか取り替えなければ、確かにかぶれやすくなります。
しかし、布おむつは赤ちゃんが不快感を訴えるために、長時間放置することはほとんどありません。
こまめに取り替え、その都度お尻をしっかり乾かしてあげると、かぶれることはほとんどありません。
逆に、長時間付けていても大丈夫!と安心しきってしまいがちな紙おむつの方がかぶれやすいのです。
まとめ
布おむつは毎日の洗濯という作業が必ず付いてきます。
しかし、昔に比べると洗濯機が洗濯をしてくれる今の時代ですから、洗濯作業はそれほど大変ではないと考えられるのではないでしょうか。
おむつを取り替える作業は赤ちゃんとの大切なスキンシップだと考えれば、難しいことはありません。
苦痛に感じそう・・・と不安な方は、外出時と在宅児、夜と昼などで紙おむつと布おむつを使い分けてみてはいかがでしょう?
使ってみれば、その良さをきっと実感できるはずです!