子どもを幼稚園に入れるために普段から行っておきたい4つのこと
子供を幼稚園に通わせようと決めたら、願書提出の後に、選考面接があります。
面接を聞くと幼稚園受験を思い浮かべる方も多いかと思いますが、通常の幼稚園でも面接が行われるのは一般的なことです。
ここでは、通常幼稚園においての面接で、普段から子供に身に付けさせておきたいこと、面接当日に気を付けるべきことをお話しします。
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目次
1.信頼しあう親子関係を築こう!
面接は、ママにはもちろんですが、子供にとっても緊張する場であることに間違いありません。
普段と同じ態度でいられるでしょうか。
緊張のあまり、泣き出してしまう子供もいるかもしれません。
そのような場合、子供の態度そのものではなく、ママがどのように対処するかを見られていると思いましょう。
子供の態度にイライラして叱ったり、大きな声で怒鳴るのはもちろんタブー。
子供がどんな態度をとっても落ち着いて、しっかり子供の目を見て安心させてあげられる、そんなママであれば幼稚園も安心するでしょう。
また、子どもがママを頼り切っている、子供に頼られるママである、そのような関係性も見られています。
普段から子供のわがままに対する対処法は身に付けておくべきです。
同時に、子供に過干渉になりすぎたり、強く叱ってばかりいると、子供が安心して外へ歩み出すことができません。
あまりに泣き続けたり、情緒不安定な子供にならないよう、安心させる育児を心がけることも大切です。
2.しつけの基本!『挨拶・返事・靴揃え』を身に付けよう!
しつけで大切なことは、まず『挨拶・返事・靴揃え』だと言われます。
極端な話ですが、この3つが出来ていれば、他のことをしつけなくても立派な大人になれる!と言う専門家もいるくらいです。
幼稚園での面接でも、入ってすぐに靴揃え、玄関先での挨拶、面接官に対する挨拶と返事をきちんと出来る子どもは、家庭でのしつけもしっかりできていると思われる傾向にあります。
普段から心がけておきたいですね。
3.日常生活で会話をたくさんしよう!
面接では、子どもに対していくつかの質問がなされます。
聞かれる内容としては、「お名前を言えますか?」「何歳ですか?」「誰と来ましたか?」から始まります。
その後は園によって様々ですが、「好きな食べ物・動物・乗り物は何ですか?」「何をして遊ぶのが好きですか?」などと聞かれることが多くあります。
難しい質問としては「幼稚園で楽しみなことは何ですか?」と聞かれたりもします。
突然聞かれて、頭が真っ白になる子供もいますよね。
これらに対する受け答えができるよう、普段の日常会話で繰り返してみるのは良い方法です。
ただし、緊張したり場の雰囲気に硬直して何も答えられなくなる子供もいます。
間髪入れずに横から口を出したり、面接官の前で子供を叱ったり、後ろからプレッシャーをかけないように気を付けましょう。
それもその子の特質であることを理解し、見守ってください。
4.絵本をたくさん読もう!
先生に質問をされて答えることはもちろんですが、ママの話に耳を傾けたり、話を最後まで聞く、相手の目を見て話すという態度も日常生活で養うべきことです。
先生の質問にちぐはぐな答えを返す子供は、家庭でのコミュニケーションが成り立っていないことが原因だと思われるかもしれません。
そんな力を身に付けるためには、普段から絵本をたくさん読むことが効果的です。
人の話を聞く集中力、自分の考えを持つ思考能力だけでなく、絵本を通してママと過ごす時間の中では情緒的安定も培われます。
1日1冊以上の絵本を、積極的に読んであげてくださいね。
まとめ
幼稚園受験をする場合、面接が合否に大きく影響しますが、そうではない幼稚園の場合は、願書を提出した段階で、入園の可否はほぼ決まっていると考えて間違いないでしょう。
それでも面接があるのは、園の教育方針と家庭での育児方針に大きな違いはないか、親子に何らかの障害や疾患がないか、園での活用に役立てるために子どもの個性を知るなどの目的があります。
当然、ママにもいくつか質問されることがありますが、あまり心配せず、普段から思っていることを正直に話してください。
つまり、日頃から子供を大切に想い、子育てに一生懸命向き合うことが最も必要であると言えるでしょう。