赤ちゃんが便秘になった時の対処法
生後間もなくから、毎日うんちが出ない赤ちゃんもいます。お母さんは「便秘だわ!苦しいかもしれない」と心配になりますよね。
しかし、赤ちゃんの場合、1日や2日では慌てて心配しなくても大丈夫です。
赤ちゃんの様子をよく観察し、そのうえで、苦しそうであれば対処する必要があります。
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目次
赤ちゃんの様子は?
便秘で苦しくなると、赤ちゃんの機嫌が悪くなります。お腹も張って固くなるので、触ってみるとよくわかります。
しかし、母乳を飲む量が少なかったり、しっかり吸収できている等で、お腹に入れた物のカスが少ない赤ちゃんは便の量も少なくなります。
機嫌が良ければ、1~2日くらい出なくても大丈夫です。
飲む量は足りていますか?
ミルクの場合、飲む量がわかりますが、母乳の場合はどのくらい飲んでいるのかを把握出来ません。
その場合、赤ちゃんの体重を計ってみましょう。体重が増えていればしっかり飲んでいることになります。
もし、増えていない場合は、母乳が足りていないかもしれません。
母乳が足りないと便の量も少なくなるので、原因対策としてミルクを足したり、授乳の時間間隔を狭めてみましょう。
水分は足りていますか?
便をスムーズに出すためには水分が必要です。
母乳で必要な水分を摂ることが出来ますが、その母乳が足りていない場合や、吸収する力が強く、水分が便に出にくい赤ちゃんもいます。
便が硬い・ねっとりしている場合は、母乳以外の水分を摂らせることも方法のひとつです。
冷たいお水はお腹を冷やし、逆に便秘になりやすいため、白湯がおすすめです。
お母さんの栄養は?
母乳育児中は、お母さんが口にする食べ物も大切です。
食べた物の栄養素が直接母乳の栄養素はなりませんが、母乳の“質”が低下することにより、赤ちゃんの便秘に繋がる可能性は高くなります。
油っこい物や、甘い物を食べ過ぎたり、野菜を食べずに食物繊維が不足する等でお母さん自身に栄養が足りない・・すると母乳の質が低下し、ドロッとした母乳になります。
赤ちゃんは吸うために非常に力を要し、力んで飲むので沢山の汗をかきます。
汗をかく=水分不足=便秘に繋がります。
お母さんの無理なダイエットにより、体が冷えるのも良くありません。
授乳中にお母さんの体温を感じる赤ちゃんにとって、お母さんの冷えは大敵。赤ちゃんの血流が悪くなり、便秘に繋がります。
出なくて苦しそうな時は?
原因対策をしっかりしても、出ないことがあります。
そのような時は、お腹をマッサージしてあげましょう。
外から刺激を与えることで、便が柔らかくなって出ることがあります。
赤ちゃんに踏ん張る力がなく、硬い便を出すことが出来ない時は、浣腸で助けてあげる方法もあります。
綿棒にオリーブオイルを浸し、2~3cmお尻の穴に入れます。
前後に動かすことが刺激になり、すんなり出ることがあります。
ただし、これは自然な方法ではありません。
継続しなければ問題ありませんが、毎回続けてしまうと、自分で便を出すことをしなくなります。
綿棒は本当に辛い時だけに抑え、基本は生活習慣を見直し、自分で出す力を付けることです。
あまりに酷い時は?
苦しい状態を放っておくことは、腸の機能も低下させ、成長に悪影響を及ぼします。
便秘の慢性化、硬すぎる便でどうしようもない場合は、速やかに病院で診てもらいましょう。
自己判断で市販の薬を使うより、医師の診断に応じた方が安心です。
便秘にならない体質を作る
便秘になってしまった場合の対策法は上記の通りですが、そもそも便秘にならない体質を作ることも重要です。
保育園の先輩ママに教えてもらったのですが、うちではオリゴのおかげというものを与えたところ、便秘が治りました。
ビフィズス菌が整腸効果を高め、おなかの調子が良好になるそうです。
与え方は簡単で、白湯や離乳食に混ぜて与えていました。
薬のような苦い味ではなく、砂糖のような甘い味がするので、とても喜んで食べていました。(笑)
便秘の解消だけではなく、免疫力を高める効果もあるらしく、風邪をひきにくくなったような気がします。
赤ちゃんだけでなく、ママの便秘解消にも使うことが出来るので、実は私自身もお世話になっています。
砂糖代わりに紅茶やコーヒーに混ぜたり、そのまま薬のように水で飲んだりするだけです。
ビタミンBの影響で美肌効果もあるらしいですよ。
薬局やスーパーではなかなか見つからなかったので、こちらのサイトからいつも購入していました。
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