離乳食を上手に食べさせる3つのコツ

生後5~6カ月で赤ちゃんの離乳食が始まります。離乳食は子供が喜んで、嬉しそうに食べてくれると非常に作り甲斐もあり楽しいものです。子供の喜ぶ顔は、育児中の最大の喜びですものね!

しかし、そうではない赤ちゃんも多くいます。
なかなか口に入れてくれない、手で触ってぐちゃぐちゃにしてしまう…というような、離乳食に関する多くの悩みに困り果てているお母さんもいるのが事実ですよね。

では、上手に食べさせる“コツ”はあるのでしょうか?
私は娘を2人育ててきました。その経験から、上手に食べさせるコツについてお話ししたいと思います。


photo credit: Sam’s first spaghetti pie via photopin (license)

目次

1.赤ちゃんのペースに合わせる

離乳食を始めた!きちんと食べさせなくちゃ!と、頑張る必要はありません。1歳前の赤ちゃんにとって、食事の基本はまだまだ母乳やミルクです。離乳食は、“食事することを覚える練習”だと考え、あまり気を張らずに取り組みましょう。

食べ物を飲み込んだらすぐに口に入れる、その繰り返しでは、赤ちゃんも疲れてしまいます。一生懸命食べることは、もっと上手に食事が出来るようになってから。0歳のうちは、食べたそうに食べ物を見つめたり、口を開けたときに「あーん!」と入れてあげると上手に食べてくれるでしょう。

スプーンを差し出したら手を出して触ろうとしたり、口に入れたら吐き出したり。それも赤ちゃんにとっては勉強です。「何だろう?」「触ってみたいな」「吐き出すとどうなるんだろう」「うーん、嫌いな味かもしれないな」など、赤ちゃんなりに色々考えているのかもしれません。決して叱らず、大らかな気持ちで接しましょう。

2.スプーンと食器の選び方

最初のうちは、スプーンそのものに苦手意識を感じる赤ちゃんもいます。口の中に異物を入れるのですから、慣れないうちは当然ですよね。

プラスチック製、木製、金製、形や大きさ、色など、様々な物があります。素材によっては舌触り、触感、温度も違います。種類を試してみる価値はあります。赤ちゃんの好みの物であれば、すんなり口に入れてくれる可能性も高くなります。

少し大きくなると、食器の選び方で食べ方が変わる場合があります。
例えば、きれいに食べ終わったら絵柄が見えるよう、お茶碗の内側の底に可愛い絵が描かれている物もありますね。
好きな色やキャラクターのお茶碗であれば、食べることが楽しい!と感じる赤ちゃんもいるでしょう。

3.短時間、食事に集中させる

テレビを付けた状態や、手の届く場所におもちゃがあると、赤ちゃんは食べることに集中できません。0歳の赤ちゃんが集中できる時間は、せいぜい10分程度です。食事用の椅子、できれば自分で降りることの出来ない椅子に座らせることが望ましいです。

10分程度ですべて食べ終わることが目標ではなく、2~3口でも座って食べることが出来れば良いと考えましょう。その際、椅子から降りる時は「ごちそうさま!」と片付け、一度降りたらもう終わり!という習慣も徐々に付けて行きたいですね。

食事をする意味を理解する事に繋げるには、赤ちゃんのうちから『食事の時間』を少しずつ教えることも大切です。

まとめ:楽しい食事の時間を過ごしましょう。

食事は人間にとって必ず必要な物です。これから生きて行く中で、食事をしない日はありません。食べることを大切に、上手に一生懸命食べる、という子供に育てるのは、まずは食事の時間を“楽しむ”ことが大切です。

離乳食が始まったら食べさせることに忙しくなるのがお母さんではありますが。あまり神経質にならず、毎日楽しい食事の時間を過ごせるように心がけましょう。







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