おしゃぶりは使わないほうがいい?賛成派と反対派の意見のまとめ

昔は赤ちゃんの『必需品』ともされてきた『おしゃぶり』ですが、近年は様々な方面の専門家から、「おしゃぶりが良くない」という意見が聞かれるようになりました。

しかしながら、ママにとっての助け舟ともなるおしゃぶり。

使わない方が良い!とは言い切れなさそうです。賛成派・反対派、それぞれの理由をまとめてみました。

おしゃぶり
photo credit: gromin My Little Girl via photopin (license)

目次

おしゃぶり賛成派の意見

  1. 寝ついてくれやすい。
  2. くわえると赤ちゃんが安心する。精神が安定しやすい。
  3. 赤ちゃんから手を離せて家事がしやすい。
  4. 鼻呼吸が身に付き、肺の成長を促す。
  5. ママの育児ストレスが減る。

こうして見ると、鼻呼吸以外の意見は、どれもママ主体の意見であることがわかります。

ママが楽になる、ママのストレスが減る…などの意見からおしゃぶりを使用することは、ママとしての仕事を放棄している、赤ちゃんのことを考えていない!と言われそうですね。

しかし、子育てをするにおいて、ママがストレスを溜めこまないことは非常に大切です。

ママの気持ちが楽で前向きでいられれば、それだけで子供の精神安定に大きな影響を与えます。

したがって、決してママ主体の意見が悪いことではないと言えるでしょう。

逆に、おしゃぶりに頼らない!と決め込んでストレスをかかえ、泣き止まない子供を1日中抱っこしながらイライラしていては、かえって子供に悪影響を及ぼすことが想像できます。

おしゃぶり反対派の意見

  1. 歯並びが悪くなる。
  2. 習慣性になりやすく、外すのが大変。
  3. 泣けばおしゃぶりで誤魔化されるため、本来の欲求を訴える能力が育たない。
  4. 赤ちゃんが言葉を発する機会が減り、言葉の発達が遅れる。
  5. ママがあやす努力をしなくなる。

反対派の意見は、どれも間違いではなさそうですね。

歯並びについては特に慎重に考えるママが多く、歯医者さんの意見としてもおしゃぶりはオススメできないようです。

ただ、常におしゃぶりを使っていることが良くないのであって、1日の中でほんの数分、泣いた時や寝る前に短時間だけ…と決めての使用であれば問題はありません。

言葉の発達も同じく、短時間の使用で悪影響を及ぼすには至らないでしょう。

怖いのは、使うとあまりに“楽”であるために、ついつい依存してしまいがちなのは、赤ちゃんより先にママであるかもしれないことです。

まとめ

おしゃぶりだけに限らず、昔から育児の必需品とされてきた歩行器も同じことが言えます。

何でも使いすぎは良くないのです。

使う時間・頻度を考えて使用を必要最小限に抑えれば、ママにとっても良い助け舟となります。

必要以上に頼りすぎては習慣性になり、成長に悪影響を及ぼします。

その点を考慮して、使用する際には、育児へのメリットとなる使い方を考えてみてくださいね!







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