小学校入学までに身につけさせたい6つのマナー

小学生になると、子どもと離れて過ごす時間は圧倒的に多くなります。
今までは、いつもママが横にいて、子どもができないときには手を貸し、わからないときには教え、困ったときには助けてあげてきました。
しかし、小学生になれば常にママは隣にいません。
小学校入学と同時に、外でマナー違反をして恥をかくのは子ども自身ですが、その子どもを育ててきたママにも責任があります。
小学校入学までに、しっかりしつけておきたい社会でのマナーについてお話しします。

小学校入学までのしつけ
photo credit: Cousins II via photopin (license)
 

目次

1.返事

相手に何かを聞かれたときはもちろん、会話の中できちんと返事をすることはとても大切なことです。
それが出来ない子どもがなかなか多いのは非常に残念なことです。
家庭では子どもが主体となる会話ばかりを日頃からしていると、「聞いてもらう」ことが会話だと思って育ちます。
聞いて欲しいときは相手をよく見て話しかける、会話は互いの話を“聞く”ことが大切と教え、聞くときの姿勢を身に付けさせましょう。
聞くことのできる子どもは、それに対する返事がきちんとできるはずです。
 

2.挨拶

友達や先生だけでなく、知っている人に道で会ったときにはきちんと挨拶をする、これも基本中の基本です。
「おはよう」「さようなら」の挨拶が習慣付いている子どもは多くても、「ありがとう」が言えない子どもがとても多いことをご存知でしょうか。
誰かに何かを貰ったとき、してもらったとき、気にかけてもらったときなど「ありがとう」の一言を言えるように躾けたいものです。
 

3.言葉遣い

言葉にはその人の魂が宿ると言います。
言葉遣いが丁寧な子どもは思いやりがあり、相手に気を配ることができます。
小学生になると、様々な乱雑な言葉が多く飛び交う中に入っていきますね。
友達のペースに流されて、気分を害するような言葉遣いを一緒になってするようになるかもしれません。
しかし、家庭で教えた丁寧な言葉遣いは、子どもの心の底に土台として形作られ、たとえ一時流されたとしても、言葉の善悪を判断する力が養われます。
そのために、家の中で家族に対する言葉遣いは、親が手本となって注意することが必要です。
 

4.靴揃え

靴を揃えられる子どもは自分の行動に最後まで責任を持つことができると言います。
学校へ行ったとき、学校を出るとき、友達の家にお邪魔したとき、そしてもちろん自分の家に帰ったとき・・・子どもが靴を脱ぐ場面は非常に多くありますね。
友達の家にお邪魔した際、脱いだ靴を放り投げて家に上がる子どもは、相手のママを不快にさせます。
“だらしがない子・・・”と思われます。靴揃えはヨチヨチ歩きの頃から、しっかり身に付けさせていきたいマナーです。
 

5.食べ方

小学生になると、家の外でご飯やおやつを食べる機会はぐっと増えます。
給食はもちろん、友達の家にお邪魔して、ご馳走になることもあるでしょう。
また、結婚式などの場においても食べ方のマナーは大切です。
細かなテーブルマナーは難しいにしても、口を閉じて食べる、箸を正しく持つ、舌を出さないなどの基本的な食べ方は教えておきたいものです。
 

6.身の回りの整理整頓

自分の持ち物の整理整頓は、人の家にお邪魔したときに、大人の目につきやすいものです。
脱いだ上着をたたむ・かけるといった行為は、友達の家にお邪魔したときに普段の家での様子が表れます。
使い終わった玩具を片付けることも、普段から身に付けておけると恥ずかしい思いをせずに済みますね。
 

まとめ

返事と挨拶、言葉遣いは思いやりの気持ちを持つ子どもであれば、自然と身に付くでしょう。
普段から、ママが子どもに対する接し方に思いやりを添えることで、指示しなくてもできるようになります。
その他のマナーについても、どれも家で習慣付けていれば、外でも教えずともできることばかりです。
小学校入学を前に!と意気込んで頑張るのではなく、子どもが小さいうちからの習慣として、当たり前のように教えていけると良いですね。

 







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