ママ友とトラブルを起こさない付き合い方

子供が産まれてから、育児を通してできるママ友。子供が幼稚園に通うようになると、子供を介してママ友ができるという方が多いようです。同じ年齢の子供を育てるママ友とは、悩みを共有・相談したり、一緒に育児ストレスを発散したり、情報交換したり、メリットはとても多いものです。しかし、育児方針は家庭によって様々であるからこそ、そこにはトラブルも生じやすく、付き合い方には注意しなければなりません。トラブルを起こさず、良い関係を続けるポイントについてお話しします。

ママ友
photo credit: Ellen & Mathilda via photopin (license)
 

目次

育児方針は家庭によって様々です。

子供同士が同じ年齢で仲が良くても、通っている幼稚園が一緒でも、育児方針には家庭によって違いがあることを忘れてはいけません。子供が遊びの中で喧嘩をしたり、おもちゃの取り合いになるときもあるでしょう。子供を叱るか見守るかという考え方の違いや、子供に接するときの態度や言葉遣いなどで、相手を非難する権利はありません。子育てに正解はありません。自分と方針が違っても余計な口出しはしないことは、ママ友とのトラブルを起こさないために大切なことです。

気遣いは人付き合いの基本です。

「親しき仲にも礼儀あり」と言いますが、これは人付き合いの基本です。家が近所だったり、親しくなればなるほど相手を頼りにしがち。習い事の送迎をお願いしたり引き受けたり、子供を預かったり預けられたりすることもあるでしょう。お互い様ではありますが、その都度きちんとお礼を言うことは忘れないでください。物品でのお礼までとはいかなくても、言葉でお礼を伝えるのは常識です。そんなママの姿を、子供はよく見ています。自分の子供にとってのお手本となるよう、相手がお礼を言ってくれなくても自分だけは忘れないように、と考えてください。

 

悪口はどこで誰が耳にするかわかりません。

その場所にいないママ友、自分の夫、他人の家族、誰の事であっても人の悪口を言うのはやめましょう。話が巡って、どこで当人の耳に入るかわかりません。また、噂の途中で話の内容が変わってしまうことも否定できません。何より、「人のことを悪く言う人」というレッテルが貼られます。信頼関係が失われ、本当に上辺だけの関係になってしまいます。気の合うママ友と良い関係を築くことができれば、子育てが終わった後も人生における友人としての長い続く付き合いに発展するかもしれません。ひとつひとつの出会いを大切に、誰に対しても思いやりの気持ちを忘れないように心がけましょう。
 

生涯を通しての友人へ

育児には悩みや不安がつきものですよね。そんな悩みにぶつかった時、“信頼しあえるママ友”がいることは、とても心強いことです。多くのママたちが「ママ友がほしい」と願うにも関わらず、心から信頼しあえる関係を築くことができずにいるママが多いのも事実です。大人になってから作る友達関係には、周囲の目や夫の地位、女性としてママとしてのプライドや世間体が必然的にまとわりついてくるという現実があります。しかし、それらの前に自分は1人の人間でありママである、相手もそれは同じだということを忘れないでください。トラブルを起こさないようにと、必死に周囲に合せて自分を抑えつければ苦しい関係を築くだけです。心置きなく続く関係を構築するためには、子供にも誇れる“思いやりの心”を持つことではないでしょうか。人として周囲の人を思いやれば、そこには自然と信頼関係が生まれ、難しいトラブルも生じることはない、そう思います。
 







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