赤ちゃんを自転車に乗せる時の6つの注意点
赤ちゃんの首と腰がしっかり据わったら、移動手段としての自転車はとても便利です。
自動車に比べると狭い道でもスイスイ入っていけますし、駐車に困ることもあまりありませんよね。
またベビーカーに比べると行動範囲も広がりますし、短時間で用事を済ませることが出来て時間にも余裕を持って過ごすことができます。
そんなメリットの多い自転車ですが、赤ちゃんを乗せる場合には注意しなければならない点がいくつかあります。
これから使おうと考えている方はもちろん、現在使っている方も自身の行動を見直す参考にしてみてください。
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目次
1.赤ちゃんを乗せる時期を見極めよう。
できるだけ早い時期から赤ちゃんを乗せて自転車に乗りたいと考えるママは多いと思います。
しかし、首と腰が据わるまでは、赤ちゃんの体に負担をかけます。
だいたい10カ月以降と言われていますが、赤ちゃんの体の成長には個人差があります。
自分の赤ちゃんをよく見て、危険性のない時期を見極めてください。
また、この時期に乗せられるのは『前座席』となります。
前座席には身長100cm、体重15kgまでという定めがありますので、これ以上(だいたい2歳くらい)になったら『後座席』に移動させましょう。
2.安全性の高い自転車を使おう。
自転車の選び方によっては、安全性が異なります。
まず、両足スタンドは必須です。
赤ちゃんを乗せ下しする際の安定性を考えて、必ず両足スタンドにしてください。
次に、バランスを崩しやすいスポーツ型やTタイプのハンドルは避けましょう。
走行中のバランスを保ちやすいよう、変速機能が付いている方が望ましいですね。
インチは26以下がおすすめです。
ママが1人で乗るには少し小さいかなと感じる方が、重心が低くなりバランスがとりやすいものです。
『赤ちゃん乗せ専用の自転車』という物があり、通常自転車に比べると高額にはなりますが、使い勝手も良く、安全性も高いのでおすすめです。
3.安全性の高い赤ちゃん乗せシートを使おう。
赤ちゃんを乗せるシートを別売りで買う場合、背もたれや首の支えが付いているものとないものがあります。
急ブレーキで赤ちゃんの首に負担がかかることも考え、使用規定年齢は必ず確認してください。
兄弟姉妹がいて使いまわす場合も、安さより安全性が大切です。
必ず、その都度確認してください。
4.絶対に止めよう!ほんの数秒でも「乗せたまま」手を離すのは危険!
デパートや銀行など、目を離すときに赤ちゃんを乗せたままにするママはいないであろうと察します。
しかし、走行中にハンカチを落としたり、赤ちゃんの靴が脱げて落ちたらどうしますか?
ほんの数秒、物を拾うだけの間に赤ちゃんが動いて、もしかしたら自転車が倒れるかもしれません!
赤ちゃんを乗せたままの状態で手を離すのは、絶対にやめましょう。
5.人混みでの運転は避けよう。
自転車はバランスを取ることができなければ危険を招きます。
自転車走行の腕に自信を持っていても、赤ちゃんを乗せている場合はどこでバランスを崩すかわかりません。
他人に怪我をさせないよう、また自転車が倒れて赤ちゃんが怪我をしないよう、人混みを通る場合は、必ず降りて、自転車を押して歩きましょう。
6.赤ちゃん用ヘルメットの着用!
自転車走行中は、どんなに気を付けていても危険が回避できないこともあります。
突然犬が飛び出して来たり、赤ちゃんが泣き出したり、騒ぐかもしれません。
危険な目に合ったとき、命を守ってくれる大切な物がヘルメットだと信じて、着用することをおすすめします。
必ずサイズの合った物を使用しましょう。
まとめ
赤ちゃんの身を守るのはママの努めです。
金額や時間、面倒さなどに比べても、赤ちゃんの命がいちばん大切ですよね。
赤ちゃんを自転車に乗せる際には、どこに危険が潜んでいるかわかりません。
念には念を押して、注意点は必ず守って、安全に自転車を活用してくださいね!