赤ちゃんの肌荒れの原因は?絶対にやってはいけない3つのこと

赤ちゃんは、胎児の時にお母さんの体からホルモンをもらい、それを持って産まれてきます。生後はそのホルモンが体内に残っているために皮脂の分泌が多く、乳児湿疹という肌荒れが起こりやすくなります。そのホルモンは生後2カ月頃になくなり、乳児湿疹が減って来る頃から、今度は乾燥しやすい肌へと変化していき、乾燥による肌荒れが起こります。
肌の弱い赤ちゃんは、常に肌荒れと闘っていると言っても過言ではありません。自分ではどうすることもできない赤ちゃんですから、お母さんが上手にケアしてあげることが必要です。そして、ケアをする際には“やってはいけないこと”を念頭に置いて、上手に処置しなければなりません。その注意点について、ご説明します。

肌荒れ
photo credit: baby after bath #34 via photopin (license)

 

目次

1.毎日のお手入れを怠ってはいけません。

赤ちゃんの肌は弱く、デリケートです。大人に比べると外界の刺激からの悪影響を受けやすく、埃等が肌に付着したままにしておくと雑菌が繁殖します。体だけでなく顔も、お風呂で優しく洗ってあげましょう。汚れをしっかり落とすためには、石鹸をよく泡立てることが大切です。泡を手のひらに乗せて、手を使って優しく洗ってあげましょう。
また、皮膚が薄くて水分も放出されやすいために、入浴後は丁寧にケアしてあげることが大切です。お風呂上りには保湿液を塗ってあげましょう。

 

2.刺激の強い石鹸やスキンケア用品は避けましょう。

毎日使用するケア用品や、お風呂で体や顔を洗うために使う石鹸は、無添加で低刺激の“赤ちゃん用”を使用してください。方法は大人と同じですが、大人用の用品では刺激が強すぎて赤ちゃんの肌には悪影響です。刺激の少ないスキンケア用品を選びましょう。種類は乳液や保湿液、クリーム、オイル等様々あります。それぞれにメリットがありますので、気になる物は実際に使ってみて選ぶことをおすすめします。
また、洗う際のスポンジやナイロンタオルも肌を傷付けてしまう恐れがあります。洗う時は手のひらを使い、流す時はガーゼタオルでゴシゴシ擦らないように優しく流しましょう。

 

3.母乳の質を下げる食事を避けましょう。

母乳を飲んでいる赤ちゃんは、その母乳の成分によって肌に悪影響を及ぼす場合があります。糖分や油分が多すぎる食事、野菜不足、無理なダイエットによる栄養不足は母乳の質を下げてしまいます。お母さんは自分の体だけでなく、赤ちゃんの体、そして皮膚への影響も考えて、バランスの良い食事を心がけましょう。

 

まとめ

毎日、丁寧にケアをしても良くならず逆に悪くなる場合は、スキンケア用品が肌に合っていなかったり、他に原因がある可能性もあります。また、痒がってかきむしるような場合には、傷からバイ菌が入ってしまいます。心配がある場合は、早めに病院で診てもらいましょう。

 







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