ベビー服を選ぶ5つのポイント
初めての赤ちゃんを育てるママにとって、ベビー服を選ぶのも楽しみのひとつですよね。ただ、選び方を間違えると、赤ちゃんに不快な思いをさせてしまったり、無駄な出費になることもあります。
抑えておきたいポイントをご紹介しますので、参考にしてみてください。
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目次
1.成長と表記サイズを考える
ベビー服に表記されるサイズは、50、60、70・・・となっています。これは、赤ちゃんの身長を表しています。
産まれたばかりの赤ちゃんであれば、だいたい50が基本。1カ月で60、3カ月で70、1年で80と成長して行くのが平均的です。
従って、成長スピードと季節を考えて選ぶことがポイントとなります。
2.前開きタイプが便利!
1歳前の赤ちゃんは、出先から帰宅途中の車の中や、おんぶをした状態で寝てしまう事が多くあります。また、寝汗をかきやすい事もあり、眠った状態のまま着替えさせる事があるため、前開きタイプが便利です。
可愛いから!という理由で買っても、結局は使い難くて無駄になってしまった…という事のないよう、使い勝手のよい服を選びましょう。
可愛いオーバーオールやワンピースは、赤ちゃんの着替えの点から考えると、少々不便だと思います。
3.薄着の重ね着が重宝します。
新陳代謝が活発な赤ちゃんは、室内では肌着+薄手の服で充分です。寒さを感じる場合であれば、カーディガンやパーカーを羽織ることで対応できます。
薄手の服は季節を通して使うことが出来、経済的にも無駄がありません。
厚手のセーターや、ゴワゴワとした服は、活発に手足を動かす赤ちゃんにとって重く、動きにくいものです。
温めてあげようと思えば、厚手の服を1枚より、薄手の服を重ねる方が保温効果も高まります。
4.洗いやすい素材
汗もかき、よだれや食事でもよく服を汚す赤ちゃんですから、洗いやすい素材であることは重要ポイントです。
洗濯機でガラガラ洗ってもよれない丈夫な服は、繰り返し使えて重宝します。
シャツ系の服も可愛いですが、洗濯後にシワが目立ちアイロンがけという手間がかかります。洗いっぱなしで着られる素材の服が便利ですね。
5.汗を吸い取る肌着
赤ちゃんの肌着は、汗をよく吸い取る素材である事が大切です。柔らかいガーゼや、綿100%が良いでしょう。
ただ、綿は汗を吸い取りやすい反面、乾きにくいというデメリットもあります。こまめに取り替えてあげる事が必要なので、枚数は多めに用意しておきましょう。
3歳くらいになると、子供は自分の好みを主張するようになってきます。そのため、お母さんの好みの服を着せられるのは、本当に小さいうちだけ…。可愛い服を着せたい!という気持ちは非常によくわかります。
しかし、ベビー服は機能性が大切。好みのデザインだけに拘らず、使い易さと赤ちゃんの着心地もプラスして考慮し、ベビー服を選んでみてくださいね!
参考:ベビー用の肌着については、主に3種類があります。
◆短肌着
赤ちゃんに着せる肌着と言えば、丈が短い物です。通常、どの季節に生まれた赤ちゃんでも着せるのが、昔からの基本です。
◆長肌着
丈が長い肌着で、寒い季節に生まれた赤ちゃんは、短肌着の上に長肌着を着せます。ただ、昔と違って今は室内が暖かいため、短肌着を着せる長肌着だけ、又は冬でも短肌着を着せるお母さんもいます。
◆コンビ肌着
2カ月くらいで手足をよく動すようになった赤ちゃんには、裾がはだけないコンビ肌着を着せるのが主流です。股下がボタンで留めるようになっています。
生後すぐからコンビ肌着を使用しても問題はありません。