子どもを幼稚園・保育園に慣れさせる3つの方法
0歳児の赤ちゃんから預かってくれる保育園。
まだ小さいうちはお母さんと離れて過ごすことに寂しさを感じる子も少なくはないでしょう。
人見知りをする子供もいますし、集団生活という場に不安を感じて毎日の登園時間に愚図ったり、帰宅後や夜中に泣く子供もいます。
しかし、夫婦共働きの場合はどうしても預けなければならないという家庭の事情もありますから、親としては子供に楽しく元気に通ってほしいと願うものです。
多くの親が、子供が早く幼稚園や保育園に慣れるためのコツはないかと頭を悩ませていることと思います。
今回は、そのコツについて3つの事項を取り上げてお話ししたいと思います。
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目次
1.親がしっかりとした心の余裕を持って預ける
子供が行くのを嫌がると、親も切なくなりますよね。
連れて行ったのは良いけれど、親から離れたがらず、泣きながら引き離されて園に連れて行かれるという子供もいるでしょう。
しかし、ここで親が悲しそうな表情を見せては子供が余計に悲しくなります。
また、顔では笑っているけれど不安を抱えていれば、子供も不安を感じます。
保育士はプロです。
多くの泣く子供達を育ててきているのですから、安心して預けましょう。
朝は子供が泣いていてもパッと先生に預け、笑顔で手を振ってその場から立ち去ることを心がけましょう。
大丈夫、子供は柔軟な心を持っていますからすぐに慣れます。
1カ月も経てば泣かずに喜んで行くようになる!そう信じましょう。
2.先生との連携を図る
子供の性格により先生と密な連携を図った方が、早く良い方向へ向かう場合もあります。
人見知りが激しく慣れるまでに時間がかかりそうな性格の子供もいるでしょう。
泣く子供ほど早く慣れると言いますが、泣かずに我慢している子供の場合は先生も気が付かず、我慢が続いて後になってから行くことを嫌がる可能性も高くなります。
我慢強いという性格も伝えておくことは大切です。
また、園の雰囲気や環境に不安を感じている子供もいます。
園で過ごす子供の様子をしっかり聞いておけば、原因を探って不安を取り除く事ができるかもしれません。
反対に、家での様子もしっかり伝える事も必要です。
子供が園での様子、不安なこと、嫌なことを家で話すのであれば、その点は伝えて改善してもらうことも出来ます。
保育の基本は親にありますが、保育園に長時間預けられる子供にとって、先生もまた保育してくれる親に近いものがあるのです。
3.家庭ではたっぷりの愛情を注ぐ
長い時間を過ごす保育園であっても、やはり子供は集団生活という場に緊張を感じるものです。
帰宅後はたっぷりの愛情を注ぎ、子供を大きく包んであげてほしいと思います。
親に守られているという安心感があってこそ、子供も外で頑張る力を付けられるのです。
朝も忙しいとは思いますが、子供がグズグズしても叱らず、大らかな気持ちで優しく接してあげましょう。
まとめ
幼稚園や保育園に預ければ親は仕事に専念できるというメリットもありますが、それなりにデメリットもあります。
その最初の難関が、子供を“慣れさせる”ことですよね。
でも、慣れればきっと楽しく通えるようになります。
子供の力を信じて、親子で乗り越えましょう!