子育て支援センターって何が出来るの?ママの味方?
子育ては両親が主体で行うことではありますが、両親だけの力には限りがあります。
祖父母や幼稚園・学校の先生、医療関係の人たち、地域の人たちだけでなく、国全体で子供たちを育てようとする取り組みが、年々大きくなっているように感じます。
次世代の日本社会を担う子供たちを健やかに育てる責任は、日本社会全体の大人たちに課された大きな課題ではないでしょうか。
そんな中、1993年に国の事業として『地域子育て支援センター』が設立されました。
その内容や、活用方法について詳しくご説明します。
photo credit: Susanna Valkeinen my dear, one year via photopin (license)
目次
子育て支援センターって何?
子育て家庭に向けて情報を発信する、育児相談窓口となる、子育てに関わる活動をするグループを育成・支援する、子育て中のママ・パパたちの出会いの場となる、親子の触れ合いの場となるなど、子育て家庭のママたち、そして子どもたちが健全に安心して過ごせる社会を作ろうという目的の下で設立された施設です。
子育て支援センターって、どこにあるの?
認定保育園や病院内、児童福祉施設の中にあったり、児童センターにあったり、設置される場所は地域により様々です。
そこには保育士の資格を有する人が必ず配置されるという決まりがあり、困った時にも適切な助言をもらうことができることとなっています。
どんなことをしているの?
活動内容は、施設によって様々です。
実際に行われている活動を調べてみました。
- 保育園の園庭を解放!親子が自由に遊べる時間が提供される。
- 親子が楽しめる季節事のレクレーション行事等が企画される。
- 絵本の読み聞かせや体操など、小さな子供に向けた遊びが提供される。
- 子供同士が自由に遊んだり、ママ同士が気兼ねなくおしゃべりをする場所・時間が提供される。
- バス遠足や音楽会、運動会など、家庭ではできない行事が企画される。
- お弁当作り・おやつ作り講座のように、日々の生活に役立てる講座が開かれる。
- フリーマーケットなど子育て世帯の援助となる行事が催される。
- 子供パン作り教室!親子で食育について学べる機会が設けられる。
このように、配置された職員が利用する親子にとってより良い施設となるような活動内容が考えられています。
いつでも、誰でも利用できるの?
施設により曜日や時間が決まっている場合があります。
その時間内であれば、自由に出入りできる施設がほとんどです。
また、通常は0歳児~未就園児が対象となりますが、施設によっては年齢ごとに曜日や時間を分けているところもあります。
子育て支援センターの運営者は自治体ですので、お近くの役所に問い合わせてみてください。
まとめ
出産後、子供が幼稚園に通うまでの期間はあっという間!と感じるかもしれません。
しかし、毎日子どものお世話に追われ、気兼ねなく出かけられる場所にも限りがありますよね。
毎日が同じことの繰り返し…とつまらなく感じてしまったり、家に引きこもって孤独感を感じるママがたくさんいるのも現実です。
そんなときは、ぜひ『子育て支援センター』に足を運んでみてください。
同年齢の子供を育てるママたちがたくさんいます。
出会いを求めているママ同士友達になったり、情報を求めている人同士、情報交換をするのも良いでしょう。
また、専門家に育児相談をするのも良いですね。
親子で、気晴らしに!という気持ちで行くのもおすすめです。
利用できる事業や施設はどんどん利用して、子育てに対する知識や意識の幅を広げてみませんか?