育児ノイローゼにならないために気を付けたい3つのポイント

女性は出産することで、今まで自分中心だった生活から一転、赤ちゃんが中心の生活に変わります。自分のペースで物事を進められなかったり、また、育児自体が想像と違ったり…様々な事で悩み、その結果、育児ノイローゼになってしまうお母さんも少なくありません。
育児ノイローゼは赤ちゃんはもちろん、お母さん自体が非常に辛く、苦しい思いをします。そうならないために、気を付けたい3つのポイントを紹介します。


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目次

1.育児に正しい答えはありません。

特に初めての出産をした後は、子育ての手本を必要とします。わからない場面が多くありますからね。

母乳を上手に飲んでくれない・・・、月齢による成長が平均より遅れている?!なかなか寝てくれなくて辛い・・・

そういった悩みを解決してくれるのは、育児書や周囲の話、そしてインターネット。
今の時代、簡単に得られる情報が溢れているのが事実です。

そのような情報に惑わされ、自分の子供が上手に成長していないのではないか、自分の育児が間違っているのではないか、と考え、最終的に育児ノイローゼに陥ってしまうのです。

しかし、赤ちゃんは100人いれば100通りの育ち方をします。どの子も同じようには行きません。参考になる意見はあっても、正しい答えはありません。

私も同じ経験があります。育児書を読みあさり、「どうして我が子は・・・」と悩んだのは、長女が0歳の時でした。

しかし、「育児書には失敗したお母さんの話が書かれていないのは当たり前」だと気が付いてからは、自分の育児に自信を持ち、育児書もインターネットの情報も参考程度に取り入れることが出来るようになりました。

2.家事は完璧を目指さないよう、適度に手を抜きましょう。

お母さんは赤ちゃんの生活リズムに合わせて毎日を過ごさなくてはなりません。しかし、家族の食事作りは1日に3度であるのは変わりませんし、その他の家事や家族のお世話等、とにかくすることはたくさんありますよね。

そのすべてを完璧にこなそうとすれば、時間も体力も、いくらあっても足りません。

家族の了解を得て、たまにはおかずをお惣菜に頼ったり、デリバリーを利用する日があっても良いでしょう。週末に夫が休みであれば、その時にまとめて洗濯や掃除を手伝ってもらうことも悪いことではありません。

妥協できるところは妥協して、適度に手を抜くことで、気持ちに余裕が出るでしょう。

3.周囲に甘え、上手に協力を得ましょう。

育児ノイローゼになる人の多くは、周囲に悩みを話せる相手がいないことにあると想像します。夫は仕事で忙しく、会話をする時間がなかったり、または上手に話を聞いてもらえないために自分の殻に悩みを閉じ込めてしまったり…。

人は、誰かに話を聞いてもらうことでストレスを発散できます。夫への愚痴でも、子育ての悩みでも、心置きなく話を出来る友人や親に、聞いてもらいましょう。

そして、「自分が育てなければ!」という強い責任感は捨て、甘えられる時には甘えましょう。手伝ってもらえる時には、大いに協力してもらうことも時には必要です。

まとめ:育児は“楽しむ”ことが一番大切です。

子育てにおいて、何が一番大切だと思いますか?私は、育児を楽しむことではないかと思います。
勿論、大変な事は沢山あります。辛い時も、悲しい時もありますよね。
しかし、お母さんの悩みは子供に伝わります。辛い悩みを抱え続けていると、育児ノイローゼやうつ病に繋がり、果ては育児放棄ともなりかねません。

「どうにかなる!」「子供はきちんと成長する!」と自信を持って、細かい事に悩みすぎず、楽しみながら育児をしましょう。

失敗も経験のうちです。上手に出来ない事は沢山あっても、取り返すことができます。
楽しむことは、お母さんの心も楽になりますし、子供も健やかに成長することに繋がります。

育児ノイローゼにならないために、今回紹介した3つのポイントから、まずは実践してみてください。そして多くのお母さんが子育てを楽しむことが出来るようになればと願っています。







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