母乳育児がよいと言われる12の理由

赤ちゃんはミルクより母乳で育てるのが一番!と言いますね。それはなぜでしょうか。
赤ちゃんの成長に必要不可欠な栄養素が含まれているだけでなく、様々なメリットがある母乳。そのメリットとは・・・


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赤ちゃんにとってのメリット

1.消化に良い

母乳に含まれるタンパク質は、赤ちゃんの胃の中で柔らかく変化します。そのため消化に良く、胃や腸などの消化器官に無駄な負担をかけません。消化しやすいため、頻繁に母乳を欲しがる傾向にありますが、いくら飲ませても、飲み過ぎという事がありませんので安心です。
また、母乳は脂質と糖質が少ないため、肥満予防にもなります。

2.臭覚や味覚が発達、離乳食に移行しやすい

母乳は、お母さんがお腹に入れた食べ物により、味が匂いが変わります。飲むたびに変化する母乳に対応している赤ちゃんは、色々な味の離乳食にも対応しやすいのです。

3.栄養が豊富

母乳には、赤ちゃんの成長にとって必要な栄養素が充分に含まれています。人工的に作られたミルクも、栄養分は母乳に近く作られてはいますが、母乳にはかないません。
また、赤ちゃんは成長とともに必要な栄養分が変化します。母乳はその時々の赤ちゃんの成長に必要な栄養素を作り出すため、健康な赤ちゃんに育ちます。

4.顎が鍛えられる

母乳を吸うために、赤ちゃんは非常に強い力が必要とされます。それは、哺乳瓶の乳首の数倍。そのため顎が鍛えられ、脳の発達にも繋がりますし、口周辺の筋肉の発達は、生えてくる歯の成長にも良い影響を与えます。

5.お母さんとのコミュニケーションがとれる

母乳育児の最大のメリットは、「お母さんと直に結びつく時間」ではないでしょうか。母乳を飲む時の赤ちゃんは本当に一生懸命です。お母さんと繋がることで気持ちが安らぎ、信頼関係が産まれて、親子の絆が深まります。

6.SIDSの予防

乳幼児突然死症候群という言葉を耳にした事はありませんか?赤ちゃんが、何の予兆もなく、原因不明の死をもたらす疾患です。原因は不明ですが、ミルクを飲む赤ちゃんより、母乳を飲む赤ちゃんの方がその確率が低いとされています。特に低体重で生まれた赤ちゃんに多いため、出生体重が低い場合は母乳で育てた方が安心です。

7.免疫力が高まる

母乳には様々な免疫・抗菌物質が含まれています。そのため、母乳を飲む赤ちゃんは体が丈夫になり、病気にもなりにくい事が科学的にも証明されています。

お母さんにとってのメリット

1.手間がかからない

赤ちゃんが母乳を欲しがった時、その場にお母さんさえ居れば、待たせる事なく母乳を飲ませてあげられます。夜中に赤ちゃんが泣いた時、お湯を沸かしてミルクを作り、冷まして飲ませる事はお母さんにとって重労働です。その点、母乳であれば布団の中でさっと飲ませる事ができて、ミルクに比べると非常に手間がかかりません。

2.乳がん、子宮がん、卵巣がんの予防

母乳育児をした人は、していない人に比べて乳がんの発症率が非常に低いという研究結果が出ているのは事実です。また、母乳をあげている期間が長いほど、産後の生理が始まる時期が遅くなると言い、その間は子宮が休まるために子宮がんになる確率も低くなります。同じく母乳をあげている期間は排卵回数も少なくなるので、卵巣がんにもかかりにくくなるという調査結果が出ています。

3.気持ちが落ち着く

母乳をあげている間、お母さんの体内では精神を安定させるホルモンが分泌されます。そのため、育児中のイライラが解消され、育児ノイローゼやうつ病を防ぐ効果も高くなります。

4.経済的負担がない

ミルクは購入して飲ませるのに対し、母乳はお母さんが食べた物で作られますから、経済的な負担がありません。

5.外出時の荷物・準備が減る

外出時に粉ミルクを作って準備することは、手間になりますね。出先で飲ませる時にも、温度に気を遣わなくてはなりません。持ち物もミルクの分、重くなります。母乳でしたらその準備も不要であり、荷物も軽くなります。

まとめ

このように、様々な視点から母乳育児が良いとされる意見には納得できますね。仕事をしていたり、なかなか母乳が出ないという体質の方もいるでしょう。しかし、完全に母乳をやめるのではなく、ミルクと混合にしても、母乳は出来るだけ続けることが望ましいと言われています。



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