母乳育児から卒乳のタイミングはいつがいいの?

母乳育児を始めて1歳半が経つ頃に、そろそろ卒乳の時期かなと考え始めるママがほとんどだと思います。
周囲で卒乳の話が出ることをきっかけに考える方、仕事を復帰を機に挑む方、理由は様々だと思いますが、ママの理由だけでは卒乳が難しいという現実があります。
赤ちゃんの意思も見極めて、上手に卒乳するには、どのようなタイミングが良いのでしょう。
母乳育児をするママたちの参考になれば幸いです。

母乳育児から卒乳するタイミング
photo credit: Chota Singh’s First Birthday via photopin (license)
 

目次

食事量が増え、寝る前の授乳量が減った

離乳食も後期へ移行すると、子どもも食べただけでお腹が満足するようになります。
そのため、寝る前の授乳はお腹を満たすためではなく、眠りへの導入、安心材料という役割が大きくなってきます。
子どもの気持ちを安心させる材料を母乳以外に見出すことができれば、卒乳までも近いと判断できるでしょう。
 

母乳の分泌量が減った

赤ちゃんが母乳を飲む量が減ってくると、必要量に応じて分泌される母乳の分泌量も自然と減ってきます。
寝る前におっぱいを口に含んでいるだけで、実はほとんど飲んでいないという赤ちゃんは、そろそろ卒乳しても良い頃かもしれません。
 

下の子がお腹に宿った時

卒乳を考えるきっかけのひとつに、下の子の妊娠があります。
妊娠中に授乳をすることでお腹が張ったり、子宮の痛みを感じるようになれば、頑張って卒乳した方が良いと考えられる場合もあります。
 

仕事復帰をきっかけに

産休明けを目の前に、卒乳させなければならない!という事態になる場合もありますね。
これも、卒乳のタイミングのひとつです。
日中は搾乳した冷凍母乳を用意しておいたり、ミルクに替えるなりして対処し、夜だけは母乳を飲ませるというママも少なくありません。
 

適する時期はありません

1歳半きっかりがちょうど良い、離乳食後期に入ったら考えるべき!といった、決まった時期はありません。
卒乳には、赤ちゃんとママの間に強い絆が必要であり、赤ちゃんが安心して眠ることができる環境作り、気持ちの余裕が最も必要なのです。
 

絶対に止めるべきタイミングの取り方

お酒が大好きなママが禁酒して1年が経ち、そろそろ飲みたいから卒乳をしよう!とか、夜、赤ちゃんを預けて友達と遊びに行きたいから・・・などという理由で卒乳することには不安があります。
赤ちゃんはママの気持ちの変化を強く感じ取ります。
ですから、赤ちゃんの心の準備がまだできていないときに、無理に卒乳させようとするとスムーズにはいかないものです。
飲まずに寝るようになったけれど、後々夜泣きがひどくなったり、日中の甘えが必要以上になることも予測できます。

卒乳を考えたら、まずは子どもとたくさん触れ合い、たくさん愛して、安心できる心を育てていくことを心がけましょう。

 







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