乳腺炎の症状とは?再発防止のため原因と対策を知ろう。

赤ちゃんを産んだからと言って、誰しもが同じように母乳が出るわけではありません。たくさん出る、なかなか出ないというように量に差もありますし、乳腺が詰まりやすい方もいれば、抑えないと流れ出てしまうという方もいます。特に、乳腺が詰まって炎症を起こす『乳腺炎』にかかってしまうことは、ママ本人にとって大変辛いことですし、その間赤ちゃんは母乳を飲めないくらい悪化することも有り得ます。その症状を知って原因を探り、親子にとって辛い乳腺炎にかからないよう対策を考えましょう。

乳腺炎になった時
photo credit: Baby Eliza Waiting For Her Bottle via photopin (license)

 

乳腺炎になる6つの原因

文字通り、乳腺が炎症する病気が乳腺炎です。乳腺とは母乳を外に出す管のことを言います。母乳育児をする母親の誰しもが、この乳腺炎にかかるというわけではありません。かかりやすい体質もありますが、考えられる原因はいくつかあります。

  1. 赤ちゃんが飲む量より、作られる母乳の量が多いがために、飲み残した分が詰まってしまう。
  2. 母体が口にする食べ物が、乳腺を詰まらせやすい物であったり、母乳を多く生産する質の物である。脂っこい物や、乳製品、お餅などが例にあげられる。
  3. 赤ちゃんが母乳を飲む時間の感覚に間が空き過ぎるがために、出しきれない分が詰まってしまう。
  4. 姿勢の悪さや締め付ける洋服・下着が胸部を圧迫することで乳腺炎を引き起こす。
  5. 乳腺が細く、詰まりやすい体質である。
  6. ストレスがたまっている

 

本当に辛い!その症状とは?

乳房が痛い、乳房が赤みを帯びる、おっぱいが熱を持つ、しこりが出来る、悪寒、頭痛、高熱、吐き気、関節痛、倦怠感、母乳の質が落ちる、乳頭に白い塊が出来る、という症状が見られます。初めのうちはチクチクとした何となく感じる痛みでも、放っておくとズキズキ痛み、母乳を飲ませることができないくらいの激痛になることもあります。

 

かからないためには、日々のケアが大切

日頃の生活で改善できる部分がないか、見直してみましょう。

  • 食生活に気を遣いましょう。油分の多い高カロリーの食事はもちろん、アイスクリームやチョコレートなどの油分・糖分が多い物も良くありません。バターも高カロリーですので、洋食はできるだけ避けた方が無難です。お餅は母乳を多く生産しますが、詰まりやすい原因の代表食品です。いくらや数の子、たらこ等の魚卵も詰まりやすい食べ物です。
  • 寝る時や授乳中の姿勢が常に同じにならないように気を付けましょう。同時に、ブラジャーはワイヤーの入っていないタイプを使用することがおすすめです。できれば授乳用ブラジャーを使用すると良いですね。
  • 授乳途中で飲ませるおっぱいを変えましょう。両方のおっぱいを吸わせることで、片方だけの飲み残しを防ぐことができます。
  • 次の授乳時間までに間が空く場合、硬くなってきたら不要な分を絞って出すと良いですね。母乳は冷凍保存できますので、必要量以外は母乳保存パックに絞って保存しておくと外出時に便利です。
  • 日頃からストレスを溜めこまないよう、適度に発散できる方法を考え実行しましょう。

 

かかりつけの母乳外来を!

母乳が詰まりやすい体質であったり、原因がわからない場合は母乳外来に相談しましょう。対策を講じて早めの処置が大切です。母体の体質、乳腺の状況や質を把握してもらうためにも、かかりつけの母乳外来があると良いと思います。気になる点があれば、すぐに助産師さんに相談できる関係を築いておくと安心です。

 

乳腺炎にかかってしまったら!?

もし乳腺炎にかかってしまったら、すぐに病院に行って処置を施してもらうことが最善の策です。しかし、赤ちゃんがいると連れて行くことは困難ですし、預け先がないという場合もあるでしょう。そのような時は、生のじゃが芋を摩り下ろした物を平たくラップに包み、おっぱいに当ててみてください。じゃが芋は体を冷やし過ぎず適度に熱を取る効果がありますので、自然治癒法として有名な処置方法です。他にも、保冷剤を当てて熱を取るという方法もありますが、冷やし過ぎはかえって乳腺炎を悪化させます。タオルに包む、冷やし過ぎないことに注意しましょう。逆に温めるのは良くありません。お風呂は避けてシャワーだけで済ませるようにしてください。マッサージをすることを思い浮かべる方がいると思いますが、素人のマッサージでは乳腺を傷める可能性があります。病院からの指示を仰いでからにしてください。

 

まとめ

赤ちゃんに母乳を飲ませることは、母乳育児をするママにとって至福の時間です。母乳は赤ちゃんにとって最良の栄養です。乳腺炎にかかることで苦痛に感じるようになったり、せっかく生産される母乳を飲ませられないのは辛いことです。乳腺炎にかかってから処置を施すのではなく、かからないように事前対策を講じることが大切であることを忘れないでください。

 



コメントを残す

このページの先頭へ