寝返りをするようになったら気をつけたい4つのこと

“寝返り”は、赤ちゃんの最初の成長ステップです。もうすぐ寝返りかな?と感じた頃から、撮影して記念に残そうとビデオやカメラを手に心待ちにする親も多いのではないでしょうか。ひとことに寝返りと言っても、赤ちゃん自身が驚いた顔をして元に戻れなくなってしまう寝返りから始まり、コロコロと転がるように何回も繰り返すようになる寝返りまで段階があります。発達段階に沿って、親も注意が必要です。気をつけるべき点をいくつかお話しします。

寝返り
photo credit: Deep Thought via photopin (license)

 

目次

1.赤ちゃんを一人にしない

寝返りを始めた頃の危険性は一番に“窒息死”があげられます。首を持ち上げ続けることのできない赤ちゃんがうつ伏せになり、口と鼻が塞がれることは大変危険です。寝返りをした!と思ったら放っておかず、赤ちゃんが苦しむ前に元に返してあげなければなりません。別室に1人にしておくのはもってのほか。お昼寝をする時でも、日中は親のいるリビングであったり、寝室なら気配を感じられるよう扉を開けて置き注意を向け続けてください。知らないうちに昼寝から目覚め、寝返りをしていた・・・という事のないよう、気を付けましょう。

 

2.頭の周りに物を置かない

赤ちゃんの成長はとても早く、ついこの前寝返りが出来るようになったかと思ったら、いつの間にか寝返りをしたまま首を持ち上げて周囲にある物に手を伸ばすことが出来るようになります。ビニール袋を被っていて驚いた!とか、爪切を口に入れていた!など、危険を避けるためにも、頭の周りには物を置かないように気を付けましょう。

 

3.ベッドやソファーに寝かせない

寝返りを繰り返すようになると、コロコロと転がって転倒する危険性があります。まず、普段からベビーベッドに寝かせている場合は必ず柵を付けて落下を防止しましょう。また、ソファーに寝かせることも危険ですので避けた方が良いですね。
意外と盲点となるのがベッドです。大人が一緒に眠っているからと安心はできません。赤ちゃんの方が先に目覚めた時に寝返りをして転がって行き、ベッドと壁の間に挟まれて窒息死したという事故が実際に起きています。ベッドと壁の間に少しの隙間も作らないことや、柵を付けることで対処するか、できれば床に布団を敷いて寝るようにしましょう。

 

4.家具の角にはクッションテープを貼る

寝返りをする赤ちゃんは、どこに頭をぶつけるかわかりません。座卓の角や、家具や柱の縁が丸みを帯びていない場合は、下の方にクッションテープを貼っておいた方が安心です。
後々の事と考えてクッションテープは見た目にも良くないため貼りたくない!というご家庭もあるでしょう。その場合、座布団やクッションを立てかけて置くことでも危険を回避できます。クッションを使用する場合は、柔らかすぎると赤ちゃんが顔をうずめて窒息する危険がありますので、できるだけ硬めの物を使用することが望ましいと思います。

 

まとめ

大人の目線からは気付きにくいところに、赤ちゃんにとっての危険は潜んでいるものです。

「まだ寝返りはしないだろう」と安心していると、ふとした瞬間に寝返りできてしまう事もありますから、早々に家の中をチェックしておいてくださいね。

 







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