赤ちゃんの水分補給でやってはいけない3つのこと

体の70~80%が水分で出来ている赤ちゃん。新陳代謝が激しく、よく汗をかくために、お母さんは「水分補給が大切!」と考えているでしょう。しかし、ただ水分を補給しても駄目なのです。内臓の機能がまだ未発達であるため、たくさん飲ませても上手に体に摂り込む事が出来ません。間違えた補給の仕方をすると下痢や高熱、嘔吐の時に症状をますます悪化させてしまったり、無駄に補給しすぎて必要な水分までもが一緒に排出されるという危険性もあります。
今回は、赤ちゃんに必要である水分補給について、やってはいけない3つの点についてご説明します。

水分補給
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1.一度に与える量を考える

赤ちゃんは下痢をすることが多くあります。また、風邪を引いて高熱を出したり、嘔吐したり・・・そのような時、病院では「水分補給をしっかりして下さい」と言われます。「水分補給をしなくては!」と、やみくもに大量の水を飲ませることは、絶対にしてはいけません。赤ちゃんは、与えられた水分を嫌と言わずに飲むでしょう。しかし、体が消化吸収できる水分の量には限りがあります。無駄に水分を多く摂りすぎると、腎臓できちんと凝縮させることができず、すべて尿として排出されてしまうのです。飲ませすぎると返ってお腹を壊し、下痢や嘔吐といった症状を悪化させてしまう可能性も高くなります。

 

2.与える水分の内容を考える

赤ちゃんが飲みたがるジュースは、水分補給には不向きです。味を覚えてしまうと、ジュースがいい!と言う赤ちゃんも多くいるでしょう。しかし、ジュースには糖分が多量に含まれています。赤ちゃん用のジュースであっても、糖分が多いに変わりはありません。
お茶はタンニンやカフェインが含まれています。利尿作用があるため、吸収せず尿となり多くが排出されます。体に必要な水分が残らず脱水症状を起こしやすくなります。麦茶にはカフェインが入っていませんが、内臓を冷やす作用があります。赤ちゃん用と謳っている麦茶は、「ノンカフェインである」というだけで、成分は通常の麦茶と変わりません。できるだけ避けた方が良いでしょう。

水分補給に良い飲み物は、「イオン」の含まれた飲料水です。しかし、スポーツドリンクは例え赤ちゃん用であっても糖分が多く入っています。薄めて飲ませるか、水に塩を少々混ぜて飲ませるのが効果的です。

また、冷たい飲み物はお腹を下す原因となりますので、湯冷ましのように体温に近い物を飲ませると良いでしょう。

 

3.与えるタイミングを考える

水分を補給するのに良いタイミングは、体の水分が多く失われた時です。お風呂上りや汗をかいた時、そして寝起きや熱を出した時です。喉が渇きますから、必要量を飲ませてあげましょう。忘れがちなのは、大泣きをした後です。赤ちゃんは全身を使って汗をかきながら泣くために、泣いた後は水分が放出されており、水分補給が必要です。
授乳や食事の前に飲ませることは、お腹がいっぱいになり必要な栄養を摂ることができなくなりますので避けましょう。

 

まとめ

喉が渇いた!と言うことのできない赤ちゃん、勿論自分で水分補給をする事が出来ず、知らず知らずのうちに脱水症状を起こしてしまうと後が大変です。お母さんはこまめに赤ちゃんの様子を見て、必要な時に水分を補給してあげられるようにいつでも準備をしておきましょう。

 



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