保育園の昼寝は何歳まであるの?昼寝の効果とは。

赤ちゃんは産まれたばかりの頃、1日のほとんどを寝て過ごします。それが生後3カ月頃から次第に昼間の起きている時間が増え、昼寝は午前と午後の2回、決まった時間になります。そして、1歳になった頃には1日1回の昼寝になります。その1回が必要か不必要化という意見は家庭によって様々です。特に、子供を保育園に預けているご家庭の場合、園の方針で昼寝の有無や時間などの対応も異なるため、昼寝時間によって家庭での睡眠時間にも影響があるでしょう。多くの保育園において、いったい何歳まで昼寝をするのが通常なのか、そして、昼寝がもたらす効果についてもご説明します。

昼寝
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お昼寝のメリット

    お昼寝は、次のように多くのメリットをもたらしてくれます。

  • 脳や体の成長を促す、成長ホルモンが分泌される。
  • 情緒の安定を助けるメラトニンが分泌される。
  • 午前中の疲れを癒し、午後の活動に必要なエネルギーを蓄える。
  • 落ち着いた生活リズムを確立できる。

 

保育園における昼寝は、園の保育方針によります。

保育園によって、昼寝があったりなかったり、また年齢により分けて保育される園もあります。子供の普段のライフスタイルや家庭環境に合わせ、保護者と相談して設けられる園もあります。もし、これから子供が通う保育園を探そうと思う場合は、家庭での就寝時間や普段の昼寝についても考慮して選ぶことはとても大切になってきます。
 

保育園において問題になるケース

昼寝を必要だと考える保育園に、昼寝は必要ないと考える保護者が子供を預けた時に、生活スタイルをどう変えるべきか、園の方針に従うべきか、悩むママは多いと思います。多くのママが子供の昼寝が余計だと考える根源には、夜の就寝時間が遅くなるからという理由があるのではないでしょうか。たしかに、昼寝のある保育園と昼寝のない幼稚園で子供の睡眠導入時間を比べると、昼寝をした子供の方法が睡眠導入までに30分ほど時間がかかることがわかっています。しかし、中には昼寝をしてもスムーズに睡眠できる子供もおり、昼寝が夜の睡眠に悪影響を及ぼすとは言い切れません。また、逆に昼寝をしない場合は頻繁に夜泣きをしたり、夕方から愚図るという子供もいます。夜の眠りに関係するのは、昼寝をするか、しないかに限らず、家庭での生活リズムと昼寝の質にありそうです。
 

昼寝はさせないよりさせた方が良い

夜、なかなか眠りにつかない子供は、昼寝が必要ないと言うのもわかる気がします。夜の睡眠だけで1日のエネルギーを蓄えることができるか、午前中の活動にあまりエネルギーを使わないなどの理由が考えられます。では、同じ子供が午前中にエネルギッシュな遊びをして多くのエネルギーを使ったとしたらどうでしょう。いつもより早く寝てしまったという経験はあると思います。昼寝には多くのメリットがありますし、大人でも昼寝をした方が、脳や肌の活性化に繋がると言うくらいですから、子供の昼寝はさせないよりさせた方が良いのではないでしょうか。従い、午前中は子供が活発に動ける活動を取入れ、そして午後からの活動に向けて昼寝をする、という方針の保育園が子供の成長にも効率の良い園活動であると考えます。
 

質の良い昼寝とは?

では、子供に良い影響を与える昼寝をさせるとして、夜の睡眠に影響しない質の良い昼寝とはどのようなものでしょうか。昼寝は基本的に1時間以内、昼食後すぐに取るのが良いでしょう。午後からの活動時間をしっかり確保するために、適度な時間を見ることが大切です。ぐっすり眠る子供を起こすのは可哀想だと感じるかもしれませんが、時間になったら起こすことが必要です。また、あまり暗く静かな部屋で眠るとぐっすり熟睡してしまうので目覚めにくくなります。昼寝は自然光の入る部屋で、適度な生活音が聞こえる中でさせると目覚めもスムーズです。1日の大半を保育園で過ごす子供にとって、子供の昼寝の質まで考えてくれる保育園はしっかりとした方針を持っていると言えるでしょう。
 

保育所育児指針の改正による昼寝の見直し

平成21年、厚生労働省の保育所育児指針が改訂され、保育園における昼寝についての見直しがなされました。それ以前は心身の疲れを癒し疲れを取るために必要なものとして考えられてきましたが、現在は家庭のライフスタイルや保護者の意向も踏まえて、昼寝については触れられなくなりました。それほど、昼寝が夜の睡眠導入に悪影響だと考えるママが多いことの表れでしょう。
 

小学生に昼寝は必要ない?

子供の脳は産まれてから幼いうちに大きく成長し、6歳で大人とほぼ同じ大きさになることがわかっています。小学生になっても成長ホルモンやメラトニンが分泌されるのは変わらないので、結論から言うと、小学生でも時間が合えば昼寝をさせるべきなのです。しかし、学校の授業時間を考えると、帰宅後に寝るのは昼寝ではなく夕寝になり、夜の睡眠に大きな悪影響を及ぼすでしょう。従い、小学生は必然的に昼寝が“できない”状況にあるのです。小学生になると昼寝が出来ない、だからこそ、幼少期にしっかりと昼寝をすることは大切なのです。子供が質の良い睡眠時間を保てるよう、家庭では9時までに寝かせて朝も早く起きる癖を付けましょう。
 



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