抱き癖、抱っこ癖って何?それってダメなことなの?

産まれたばかりの赤ちゃんを、泣くと抱いてあやすのは当たり前のことだと考えますよね。しかし、泣いてすぐに抱っこすると「抱き癖・抱っこ癖」が付くと言う人もいます。現代のママたちのお母さん、つまり赤ちゃんのおばぁちゃん、ひぃおばぁちゃん世代の人たちは特にそう言う方が多いのではないでしょうか。昔は、赤ちゃんは泣くのが仕事であり、全身の筋肉を使う運動だから少しくらい泣いても放っておきなさいと言われていました。しかし、本当にそうなのでしょうか。では、その“抱き癖”とは、いったいどのような状態を言うのでしょう。そして、抱き癖がつくのは本当にいけないことなのでしょうか。その謎を解明してみましょう。

抱っこ
photo credit: The Fam via photopin (license)

 

抱き癖とは?

赤ちゃんは自分の気持ちを言葉にして伝えることができません。おむつが汚れている、気持ちが悪い、暑い・寒い、お腹が空いた・・・様々な事を泣いて訴えます。これに加え、3~4カ月頃からは「ママにかまってほしい!遊んで!」という甘えの感情が芽生え、その甘えを伝えるためにも泣くようになります。その時にママは抱っこをする。そうすると、泣けば抱っこをしてもらえると脳が理解します。そのため、抱っこをしたら機嫌が良いのに置けば泣き出す・・・ママは1日中抱っこを強いられ家事が出来ないという状況に陥るのです。逆に、赤ちゃんが泣いても知らん顔で放っておけば、赤ちゃんの脳は諦めを覚えます。甘えたい時でも、その感情を表に出さず、泣かなくなります。果たして、どちらが良いのでしょう。

 

抱っこは愛情のメッセージ

たしかに赤ちゃんは泣く時に全身を使います。全身の運動にもなるでしょう。泣くのが仕事だから泣かせておきなさいと言われると、それが悪いことだとは言い切れないような気もします。
しかし、甘えたい、ママに抱っこしてほしいという気持ちをしっかり受け止めて、赤ちゃんをママの愛情で包み込んであげることはとても大切なことなのです。「泣き」は、赤ちゃんからママへ、それに対する「抱っこ」はママから赤ちゃんへ、お互いに伝え合う最大の愛情のメッセージなのです。

 

一日中抱っこ・・・本当に必要?

赤ちゃんを抱っこして、眠ったと思いきや置いたら泣き出す、また抱っこで眠る、そして置いたらまた泣き出す・・・このような状況になり、1日の大半を抱っこで過ごすママもいるのではないでしょうか。赤ちゃんも、まさに泣けば抱っこをしてもらえるとしっかり脳にインプットされていると思われます。これこそが、まさに抱き癖です。しかし、これは決して悪いことではありません。
ママは腕が辛くなりますよね。そのような時は、抱っこ紐を使ってお散歩をしたり、首が据わったらおんぶをして家事をする等で対処して行ければ良いと思います。家事からすぐに手を離せない時に数分泣かせておく場合があるのは仕方がありません。その後に、「すぐに抱っこできなくてごめんね~!」としっかり抱きしめて愛情を注げば、赤ちゃんはママの愛を感じて安心するでしょう。どうしても抱っこができない時は、少しだけ待たせる、時々は座りながらの抱っこをするというように、抱っこする・しないを上手にコントロールして行くことも必要な場合があります。くれぐれも、泣いても長時間放りっぱなしにする、知らん顔をする、我慢をさせることだけは避けましょう。

 

その後の成長について

泣いたら抱っこをしてもらえる。ママは私の甘えを受け止めてくれる!そのように、自分が愛情に包まれているという安心感は、子供の心を大きく、強く育てます。ママからの愛情を実感した赤ちゃんは、ある程度の月齢・年齢になれば自然と抱っこから離れて行きます。1歳になれば自分の足で歩くことが楽しくなりますし、2歳では「自分で!自分で!」と言う時期が来ます。一方で、赤ちゃんの時に甘えを受け止めてもらえなかった場合は、自分の感情をどこに向けたら良いかわからず、ワガママ・乱暴・引っ込み思案・言葉の発達の遅れなど、良くない症状が見られるようになる傾向が強くなります。赤ちゃんの時に我慢していた感情を爆発させるかのように、ママの愛を求めてくるようになる子供もいます。そうならないためにも、赤ちゃんのうちにしっかり、たくさん抱っこをして愛情で包んで育てるように心がけましょう。

 



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